「折り紙で幾何学」
足立久美子先生の幾何学の授業体験は、全員で身体を使って図形を表現してみるところから始まりました。身体を動かすことですっきりと気持ちが整ったところで折り紙を使います。
スタートは
「面積を半分になるように折ってみましょう。何通りの折り方がありますか?」
参加者の皆さん一心不乱に折っていろいろな折り方を考えました。次は
「折り紙でピタゴラスの定理」。
敷き詰めたタイルをみてこの定理を発見したピタゴラスと同じように折り紙でタイルを折ってみました。そして五画形を折って、ハサミで切って、広げてみると星やお花や紋章が出来ているときの驚きと嬉しさ。なんて楽しいんでしょう。
「自分も子どもの頃にこんな授業を受けてみたかった」
「数学は苦手で嫌いだったのに、すごく面白かった」
「あっという間の2時間でした」
と、みなさま楽しんでいただけたようです。
☆☆☆
「空間を動く楽しさ」
岩重七重先生のオイリュミーでは、足立先生もご一緒に幾何のフォルムを音楽や言葉とともに楽しみました。
「わらうやま」
「ひとりぼっちの羊飼い」
「星めぐりの歌」
「心の泉」
歌ったり朗読したりしながら幾何のフォルムの動きをみんなで力を合わせて形作っていきます。
子どもはすーっと入っていけるそうですが、こちこち頭の大人ですから、一生懸命頭も身体も精いっぱい使って。美しいバイオリンの調べに身を任せて動いていくことのここちよさ。
「バイオリンとオイリュトミーがこんなに合うなんて」
「もっと浸っていたかった」
嬉しいお声をたくさんいただきました。
この素敵な一日を企画して下さった先生方とスタッフのみなさまに心から御礼申し上げます。
今回参加できなかったみなさまもぜひ次回いらして下さいね。