◆ 講師より
東京シュタイナーこどもの会では、小学生時代の6年間の成長をシュタイナーの人間観に基づいて育もうと、こどもたち、教師たち、保護者たちが共に集い学んでいます。
およそ二十歳までは、一生を自分らしく生きて行くための土台を築く時期です。こども時代をどのように過ごすかという事は、その後の人生に大きく影響します。この会では小学生の時期にこそ体験し培うべき様々なことを、その年齢に望ましいあり方で学びます。
驚き、喜び、感動と共にある学びは、こどもたちの心と身体に深く浸透します。
月に2回の学びの場ですが、ここで積み重ねる時間は、ゆっくりと、しかし確実に彼らの生きる力となっています。この実感がこの教育の大きな喜びです。
そして、ここでこどもたちが受け取ったものが、彼ら自身を支え続けてゆく人生の礎になるようにと教師たちは願い、授業に臨んでいます。
小学生時代の伸びやかな成長を、共に喜び支える教師と保護者たちもまた、大人として学び育てられています。それこそが一層この会を教育の場としてふさわしくしている大切なことと思います。
◆ 運営について
東京シュタイナーこどもの会では、保護者が会員として会の運営を担い、こどもたちが安心して授業を受けられるよう、講師会と協力しながら教育にふさわしい環境を整えます。月に一度の全体会では、会員全員が顔を合わせ運営について話合います。学年を超えた交流が生まれ、係の活動の中には学びや気づきとともに喜びがあります。
2016年10月24日
土曜クラスの活動方針
posted by tsca at 23:48| 土曜クラスの活動方針