東京シュタイナーこどもの会

2020年春の緊急事態宣言にあたり、オイリュトミー講師より寄せていただいた「子どもたちのためのお祈りの言葉」を３つを、その時のコメントと共にご紹介いたします。

オイリュトミー講師より

言葉は自我の力そのものです。人を癒し、つつみこむ力があります。お母さまの愛情ある言葉で、子どもたちはどんなに守られ、癒されることでしょう。
よろしければ、楽しみながら、朝と夜に唱えてみてくださいね。
子どもに覚えさせようと思わずに、はじめはお母さまが唱えてあげるだけで良いです。お母さまの声を聴くことで、子どもたちはすぐに覚え一緒に語りだすことでしょう。

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朝に

金色の扉を開けて
お日様から優しい光を
大地からはあたたかな力を
受け取ります

=S.W=

夜に

星のベールが私をつつむ
神様の愛の中で
夕方、日が落ちて
次の朝、日が昇るまで
私の星は私の中で私を守る
大事な大事な私のお星

=Margarete・Hitsch=

前回の小さな子どもたちのための祈りに続き、大きな子どもたち（4年生から）の祈りをお届けします。

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朝に〜

今しっかりとここに立ち
確かな歩みを始める
心にはあたたかさを
行いには確かさを
そして考える力には信頼を
この五つが私を導き
この五つが私を本当の私にする

ルドルフ・シュタイナー


夜に〜
美しいものに　驚くこと

本当のものを　守ること
気高いものを　敬うこと
良いことを　決意すること
それは　人を
生きる目標へ
正しい行いへ
安らかな思いへ
光にいたる考えへと　導いていく
そして教えてくれる
すべての中にある　神のはたらきへの信頼を
世界の中と
心の奥に

「夕べの鐘の祈り」
ルドルフ・シュタイナー


一日の始まりと終わりに、お子さんと静かなひと時をお過ごしください。

初夏の陽ざしに輝く若葉が美しい季節になりました。
光の中から生まれてきた子ども達のように、
大人である私たちも心に輝く光を感じて過ごしたいですね。

小さな子供たちのためのお祈りをもう一つお届けします。

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光の中から生まれてきました
清らかな天の高みからこの地上に降りてきたのです
大地でしっかり生きるため
大好きなお日様
お月様
お星様
それらは私たちの心の中でも輝いています

ルドルフ・シュタイナー